プロ生活 慧一之水
プロ意識
アマチュア意識
好きで始めた音楽生活、その一心で練習を続ける。
必ずプロになって飯を食べてやる!と決めてスタートする。
そしてバラのような生活が待っているかと思いきや現実は厳しい。
本当のキツさはここから始まる。
プロで活動していくと今まで楽しかったことが、楽しくなくなってくる。
本当に好きなことを仕事にすることは覚悟が必要となる。
楽しくする裏には鬼のような努力が必要となる。
ま、正直言うと、楽しいどころじゃない時がほとんど。
きつくてもステージ。
頭が痛くてもステージ。
そして笑うのも仕事。
上手くいかない時はジレンマに陥り、スランプになりビートが刻めなくなる。
いわゆるイップス病となる。
それでも何気ない顔で、クールな顔をしながら、やり続けるのがプロ。
ただ、続けていくとハッピーなことが起こる。
毎日スポットライトを浴びていると高揚感は何にも変え難い。
お客さんと一体感が生まれた時は最高に楽しい時間が過ぎる。
喜んでくれることが一番と確信する。
「好きなことを仕事にしたいんです!」
世の中で憧れられ、枠数が少ないプロ。
音楽でも出ては消え、出ては消え。
プロ野球選手でもプロ生活が2年で終わる人もいる。
プロを続けるのは容易じゃない。
わずか10年しか音楽でのプロ生活をしなかったけど、俺はこの時期とてつもない財産を頂き、とてつもない誰も出来ない経験をさせてもらった☺️
それが今に活かされている気がする。
ある意味会社経営もプロと同じ。
辛い時がほとんど。
全責任は自分。
それでもプロという道は、どこか楽しい。
そして選ぶには覚悟が必要。
何が言いたいかわからなくなった。
ただ慧一之水を世の中に伝えようとした瞬間から、またプロ生活が始まったってことかな。