慧一之水 えいちのみず

東京ナイト

二日間お邪魔した

 

 

約25年ぶりに再会した友達

 

 

当時お互い19歳

血気盛んで怖いもの知らず

 

 

本当は仲が良かったのに

俺が若気の至りをやってしまい・・・。

 

 

そもそも俺たちが出逢うきっかけになったのが

共通の友達が俺たちを引き合わせてくれた

さほど時間が掛からず仲良くなった

ほどなく俺たちはこの共通の友達を一気に5人失うこととなる

 

 

俺の出席番号が次のヤツ

高校が一緒だったヤツ

 

 

彼らは大事故で帰らぬ人となった

 

 

 

それから間もなく

 

 

こいつの彼女14歳(中学生)

中山美穂似の別嬪さん(家出中に引っ掛けた)

超がつく おませさん

 

を紹介された

 

 

そしていわゆる世の中の常として

新聞に取りざたされることになる

 

「淫行」

 

その罪で親に強制郷里隔離へとなる

 

 

「健吾 おい 自宅へ帰らんといかんくなったくさ

すまんばってんが こいつの面倒ばみとってくれんね」

 

 

「あ~まあ ええよ」

 

 

軽い気持ちで受けたのは良いが

その彼女の母親が家に殴り込み(母親はバットを持って家まで迎えに来た)

俺に罵声を浴びせるが俺も若いから応戦

 

 

って言うか俺は全く関係ないし

 

 

しばらくすると

母親が俺を気に入ったらしく

家に遊びに来い!となってお邪魔することに

 

 

それから先はご察しの通り

 

 

それから友達とは疎遠となって行った

 

 

まあ 時が経ってお互い大人になり

あの時が子供じゃったこと

まあ楽しい思い出として残ってる

 

 

その彼女も長男が22歳の時に亡くなった

 

 

彼女は昔からずっと言っていた言葉がある

 

 

「美人薄命・・・うちはあんまり長生きせんけん」

 

 

本当にそうなってしまったな

 

 

 

 

長男はしっかり育ち

トンビがタカを生んだようです🤣

 

 

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