太田博士の独り言3 慧一之水
現実に今、中国やメキシコの病院では電解電子水を50倍ほど希釈し多くの退行性疾患(特に癌や糖尿病)の患者に飲ませています。その結果も当時の結果とほぼ同様の結果が出ています。
要するに「電解電子水は多くの薬の代替となる。」という結果なのです。
特にメキシコや南米ではコカコーラが原因の糖尿病がすごく、子供の糖尿病、癌等の病気が蔓延しています。
生まれたばかりの赤ちゃんまでもが糖尿病です。
赤ちゃんの哺乳瓶の中がコカ・コーラであったり、1日にコカ・コーラを平均5本飲む国民の習慣は多くの人たちの健康をむしばんでいるのです。
日本以外の国ではお風呂に入る習慣がありません。
その為飲用という方法をとっていますが、日本という国は少し違います。
日本にはお風呂温泉文化が長く息づいているのです。
ちょうど日本で臨床データが取られてにいるころの平成6年に日本テレビで「驚異の水、奇跡の水」という番組が報道されました。1時間番組が3日連続で放映され極めて強いインパクトを日本国民に与えました。
1日目は医療編、2日目は食品編、3日目は農業編でキャスターが桜井よし子さんであった為か、また、同様の番組がいくつも作られた為かはわかりませんがほとんどの日本人はこうした番組を見たと思います。
当時、いくつかの病院で臨床データをとっている最中であり、そうしたデータの一部が流失し、こうした番組が作られたのでした。平成6年当時の機械装置も完全に安定していたわけではなく、日々技術改良を行っていた最中の出来事でした。
見方によればマスコミの宣伝のようなもので良かったという結論になりますが、その後の推移を見ますとそうではなかったことが明らかでした。
電気分解理論も知らないメーカーが作る機械はそれこそガラクタに近く、金になるからと言ってそれまでマルチ販売に手を染めてきた人たちが一気にこの産業に入り込み、「がんが治る」「糖尿病に効果がある」「アトピー性皮膚炎に効果がある」などの効果効能をうたって荒稼ぎをしていった為に、この業界は正規の臨床データが出た頃には完全に信用を失っていたのです。医療分野だけではなく、その影響はまだ実験段階にしかなかった農業分野にまで及びそのダメージは今考えるに計り知れないほどでした。
現在「水素水」「還元水」「アルカリイオン水」「プロトン水」「抗酸化水」などと呼ばれ販売を続けているのはその時代の残骸と言ってよいでしょう。
現にそれらは今の電解電子機能水の1/10,000の能力しかありません。
(これらの機械は製造原価は5万円程度の機械でしかないものです。)
そして、最終的には厚生省が音頭を取り規制に入るといった状況のもと幕引きされ、収束していったのです。