慧一之水 えいちのみず

吉野君第二弾

彼女との付き合いは、遡ること28年。

俺がまだバンドの仕事をしていた頃からの付き合いとなる。

 

 

そこから仕事へと繋がって行くのだが、彼女には神話がありすぎる。

 

昨日も書いたが類まれなる存在なのだ。

 

 

最初の会社を立ちあげた時、吉野君、大和君、村中君の4人で動かしていた。

勿論、給与なんて渡せるほど儲かっていない。

 

にも関わらず、付いてくる吉野君、大和君、村中君🤣

払えないから止めとけ!って言っているの・・・。

 

 

それから間もなくして、その4人で大分へ研修へ行くこととなった。

元々、車にはめっぽう弱い吉野君。車に乗ると、すぐに酔う。

まして俺の車はアメ車の4駆。とても揺れが酷い。

 

揺れが酷いのがたまに傷だが、後ろのシートを倒すと子供が喜びそうなフラットなスペースが出来る。

 

もうお分かりでしょう。

彼女たちはピクニック気分万歳だった。

 

なので俺はアドバイスとして・・・。

 

・オレンジジュースは飲むな。

・お菓子をボリボリ食べるな。

・下を向くな。

・漫画は読むな。

 

と念を押していた。

 

 

当日・・・。

 

 

「おはようございます!😝」

 

「どした、どした?!その袋は!?」

 

「だって研修でしょ!車で行くんでしょ!乗っている間、暇だから必要じゃないですか!」

 

「待て待て、俺の話を聞いてなかったのか!?あれだけお菓子やジュースはダメじゃ言うたじゃろ!」

 

 

わーい わーい。

 

すでに後ろに乗り込む3人。

 

やれやれ先が思いやられる😥

じゃ、出発するど!

 

 

と、言った途端既にパーティーの始まり。

 

ジュースは飲むかい、ポテチは食べるかい😱😰

 

 

それから4時間後・・・。

 

そろそろ着くぞ!!

 

 

「じょっど、おろじでくだざい☠️☠️☠️☠️」

 

「どうした?!」

 

「おろじで」

 

仕方なく車を止める俺。

 

 

その瞬間💦

 

 

「ぼえ~ ぐえ~ をを~🤮🤮🤮🤮🤮🤮」

 

吉野?!

吉野どした?!

 

「ぼえ~ ぐえ~ をを~🤮🤮🤮🤮🤮🤮」

 

出発してすぐにジュース、お菓子。

お菓子が終わったら、漫画。

そして寝る。

 

ジュース、お菓子、漫画、寝る。

 

ほれ見てみいや!

じゃけ言わんこっちゃない!

 

君らはどこへ行く気なんだよ🤣

 

 

「だっで、みんなでいげるがらうれじぐなっで😖」

 

はいはい、次回から気を付けような。

 

 

 

 

 

※写真はその当時のものではありません。

最近の写真です。

 

 

 

 

 

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