慧一之水
必要なものを可能な限りシンプルに、極限まで追及した慧一之水。その原液中に「水素イオン」と「電子」を封じ込め、使いたいタイミングで使用できるよう、33年かけて改良された未来の水です。保存料などは一切不使用。
※国際特許取得済み/水道水での希釈が可能で、安定かつ安全です。
商品を見る
ゾロゾロとお客さんが帰ってゴッタがえしているフロント前。
支払いを済ませた人、これから払う人。
その中を掻き分けて入っていく。
「ごめんなさい、失礼します!」
もちろん、スティックなんて持っていない。
この一張羅のスーツでドラム叩きたくないな〜なんて思いながらお店に入っていった。
店内に入ると、まだお客様が残っており、バンドの人たちがお客様と喋ったりして、賑わっていた。
カウンターでひっそりとその時を待つ俺。
ん?!あれ?!あれれれれ?!あれは?!
忘れもしないあの人!
そう。何年か前、寝食を共にした一人。
栗原さんだった😂
ありゃりゃダメじゃん!
一回あの人に落とされとるし🤣
なんて思いながら、どんな感じなのかな〜なんて思いながらお客さんが全ハケ。
オーディションの為、バンドの人達がセッティング。
今更ながらですが、当時の広島ケントスの面々、ステージを拝見している時に知っている人を発見してたのです。
サックスのジョニーさんにギターのトニーさん。
ジョニーさんはホコ天の時の大先輩。
トニーさんは高校の頃、バンド練習していたスタジオに居た、お節介な超絶優しいお兄さんだった。
そのお兄さん(トニーさん)は俺らの部屋に入ってきてシンデレラのコードを教えてくれた。
「あ!!!君ら、クールス好きなんじゃ!でもね、シンデレラのコードが違うよ!」
あの印象が強くて覚えていた!
「本日ドラムのオーディションを受けてくれる健吾くんです」と関口店長から紹介された。
「よろしくお願いします」
「よろしくね」と栗原プロ
そして、ん?!という顔をする。
俺は覚えてね〜だろうな〜と思いつつも何も言わずにドラムに座る。
「お借りします。あ、スティック貸してもらっても良いでしょうか?」
セッティングそのままなので、今に思えば叩きにくかったが、そんなこと知ったこっちゃねえって感じで叩いた。
荒削りにも程がある。
でも、曲は知っている。
ロケンロールもルンバも三連も一応叩ける。
ただ、シャッフルだけはまだまだお子ちゃまレベル。
有名どころの曲を4曲ぐらい叩いたかな。
「ありがとうございました」
「じゃ、こっちに来て!」
「お疲れ様。良いじゃん!雰囲気あるし即戦力だよ!」
「はぁ、ありがとうございます。(栗原さん、気づいてないよな〜。あの時も雰囲気あるよな〜って言って落とされたよな〜)」
「あの〜、俺、覚えてないですか?!」
「え?!」
「宇都宮ケントスオープンの時にドラムで受けたんですけど。しかも一緒に泊まって・・・」
「おう!!!思い出した! そうだよな!どっかで見たことあるがあるとは思っていたんだが、思い出せなかった。すまんすまん。」
(まぁしょうがない。あんときはリーゼントだし、今はショートヘアだし、2年も前のことだしな)
「あんときも雰囲気あるって言われたけど落とされました🤣」
「あ〜言うたと思う。実際そうだった。前情報で、久野から聞いてたのは大学2年。辞めさせるわけには行かんだろう。2年経ってまだ意欲があれば受けるだろうって思ってたので。まさかここで会うとはな。」
「そうだったんですか・・・。」
「まあ、あのときは、今より荒削りだしな。鍛えたらって思ったけどオープン控えていたので、本当に即戦力が欲しかったからさ。」
「そうだったんですね!ありがとうございます!!」
「で、大丈夫そうか?!」
「何がですか?!」
「いや、入れそうか?!」
「え?!合格なんですか?!」
「合格だよ!」
まじか!!!!!!!
その瞬間、心の中の何かが弾けた!!!!
まじか まじか まじか まじか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜🙌
「え〜 健吾くん 合格となりましたのでみんなよろしくな!」
「おめでとう!よろしくな!!!!」
と、一斉にバンドの方々から言われ会釈した。
「ありがとうございます!」
「あとは関口店長と話してくれるか」
「はい」
(会社どうするかな。でも面接の時にオーディションは受けまくる。受かったら辞めるって社長と副社長には言うてたしな。)
続く・・・。
この記事は note に投稿したものです。
Our Products